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zoom RSS 7連戦終了。

<<   作成日時 : 2007/07/18 16:45   >>

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今回は現在いるモンタナ州ビリングで7連戦でした。7連戦は日程的にはかなり楽なのですが、この7試合は私たちのクルーで2つの退場があり、初日以外は毎日私かパートナーのどちらかが監督に抗議にこられたりと、色々大変でした…。この7連戦は前回の21連戦より辛かった気がします…。

昨日の試合でこんなことがありました。私は塁審で、走者は1、2塁です。センター後方に打球が打たれました。私はセンターの動きを観て、ホームランか打球がフェンスに当たる可能性があると判断し、内野内の芝生の切れ目まで行きました。そして打球に目を向けようとしたときです。完璧に打球を見失いました。理由は二つです。まず、マイナーリーグのフェンスは広告だらけです。広告が問題なのではなく、ちょうど白い広告が打球が飛んだフェンスの辺りにはりめぐらされていました。もうひとつの理由は、マイナーリーグの球場はとても暗いのです。どのくらい暗いかと、捕手が投手にだすサインを見やすくするために、手の甲(指)を白くペイントするくらい暗いのです。

そして、私が次の瞬間に見たのは、ボールがフェンスを越えていくところでした。私はそれを見てかなり半信半疑ながらホームランのコールをしました。そしてすぐに、外野手が両手を挙げてエンタイトルツーベースだと言うしぐさをしました。守備側のダッグアウトをみると、すでに監督が私のところに走ってきているのが見えました。私はすぐに監督に「パートナーと話しますから待ってください。」と言いました。

私はすぐにパートナーのところに行き確認しました。パートナーはエンタイトル2ベースだと言うことで私はコールを変更することにしました。すぐに攻撃側の監督のところに行き、説明をしてコールを変更しました。攻撃側の監督とのやり取りはこんな感じです。

パートナー「私はボールがバウンドしてフェンスを越えたのをみました。」
私     「パートナーが言うとおり、バウンドしていたようなのでコールを変更します。」
監督   「コールを変えるなら100%バウンドしたのをお前は見たんだな?!」
パートナー「はい。100%打球はバウンドしてからフェンスを越えました。」
監督   「でも、お前(私)は最初にホームランをコールしたじゃないか。」
私     「はい。私はホームランをコールしましたが、フェンスが白くてはっきりと見えませんでした。だからパートナーに確認しにいったのです。」
監督   「100%なんだな?」
パートナー「はい。間違いありません。」

そして私たちはコールを変更しました。

このように、私たち審判はコールを変更すべきときもあるのを知っていただきたいと思います。私たち審判は正しいコールをするのが仕事であり、目的です。ひと昔前までは、審判は一度判定したことは絶対に変えないと言う風潮がありましたが、現在はそうではありません。

ただし、誤解しないでください。私たちには変更できるコールと変更できないコールがあるのです。今回は変更できるコールです。しかも、状況から考えても確実に変更すべきものでした。
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コメント(2件)

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コールの変更、楽しく拝見しました。落ち着いた判断と処理、感服いたしました。ジャッジをする者にとっては、一度出した(出さなければならなかった)ジャッジの変更は勇気のいることでしょうが、貴兄の今回の判断と処理は、審判としての貴兄の信頼を高めることになるでしょう。
たまに見ております。
2007/07/19 17:46
書き込みありがとうございます。できれば一度目でしっかりとしたコールができればいいのですが…。とりあえず、正しくコールが修正できてよかったです。
milb-umpire
2007/07/21 14:30

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