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ご無沙汰しております。相変わらずDLから抜け出せずにおります…。二回目のインパクトテストの結果もあまりにも悪く、ついにこのインパクトテストの考案者で、脳震盪のスペシャリストのコリンズ医師に直接みてもらう事になりました。私たちのクルーは月曜日がシーズン始まって最初のオフで(私はずっとオフでしたが)、パートナーの実家のあるピッツバーグに行く事になっていました。偶然にもこのコリンズ医師はピッツバーグ大学の病院で働いておられる方なのでちょうどよかったです。 結局、インパクトテストと問診をして、過去の結果などを照らし合わせた結果、さらに2週間の休養が必要と言う事でした。今まではパートナーと一緒に街から街を移動していましたが、それがストレスとなり、回復を遅らすと言う事で、本来アメリカ人なら家に帰るところですが、私はそうも行かないので、ピッツバーグ近郊の町に一人で滞在する事になりました。また、病院にも行かなくてはいけないので、ここにいるのが一番だと私も思います。 完璧な状態に治して、治ったらすぐにフィールドに戻してあげるから、心配するなと言われました。コリンズ医師の話を聞いてとても心強くなりました。今までの不安が一気に吹き飛ぶ一言でした。 先ほども言った様に、このコリンズ医師がインパクトテストを考案しました。少し前に日本語にも訳したようですが、日本ではあまりこのテストの広まり方がよくないようです。ですから、本気で日本でこのテストを広めてと言われました(笑)コリンズ医師によると、毎年10数名のメジャーリーグ審判が脳震盪になっているようです。そして、これは決して日本でも例外ではないはずだと言っていました。審判だけではなく、捕手の脳震盪も同じ事です。ちなみに、脳震盪は回復しないまま、次に強い衝撃を受けてしまうと、植物人間になってしまったり、死にいたるそうです。私は専門化ではないので聞いた話をそのまま書いているだけですが、しっかり治さないとそれくらい危険な怪我だと言う事は分かります。逆にしっかり治せば前と変わらぬように仕事ができると言う事です。 さらに、脳震盪はCTやMRIのようなものでは実際脳に損傷があるわけでは無いので、分からないそうです。この様にインパクトテストで脳震盪になる前のスコアと、その後のスコアなどを比較する事で有効な対策をとることができるそうです。実際にそのスコアをコリンズ医師に説明してもらいましたが、私の今のスコアは脳震盪になる前は正解率が76%のものが現在は11%だったりと数字を見れば明らかです。しかも、本人は全くそれに気づいていないのです。全くといっていいほど自覚症状が無いのも危険な証拠です。ちなみに頭痛などの症状もたいしたことは無いので、インパクトテストが無ければ私は間違いなくフィールドに戻っていると思います。それを考えるとぞっとしますね…。 日本でも社会人野球、独立リーグ、そしてプロのレベルの審判の方たちには、この様なテストは必要だと思いました。誰かが植物人間になってからでは遅いのです。今まで大丈夫だったからこれからも大丈夫ではなく、これは防ぎようの無い怪我なので、バックアップする環境が必要だと思います。ただでさえ厳しい環境で働いている日本の審判の方々が、少しでも安心して仕事に望める環境になって欲しいと心の底から思います。 優秀な審判を育てるには時間とお金がかかります。その優秀な審判を脳震盪と言う怪我で失う事を考えたら、インパクトテストなんて安いものではないでしょうか?! 写真はケンタッキー州レキシントンでの試合です。私の代わりに審判をしたのは元AAAの審判で二年前に審判学校でチーフインストラクターだったブレントでした!球審がブレントです。逆光ですいません…。 |
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久しぶりに貴兄のブログを開いて、今も静養中とのことに驚きました。あらためてプロの投げるBallの威力に驚いています。まずは医師の指示に従い、完璧な状態で復帰してください。ところで、インパクトテストについて、どのようなことをするのかご教示戴けますか?折角の貴重な経験ですから、コリンズ医師への恩返しにも、インパクトテストを勉強して日本の関係者にも広めてみてはいかがですか。 |
YAS 2008/05/01 08:35 |
書き込みありがとうございます。インパクトテストは簡単に説明すると記憶力やリアクションの時間を調べたりするものです。それによって脳のどの部位に影響があったかや、回復が遅れているのかが分かるようになっています。 |
milb-umpire 2008/05/01 09:58 |
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